家を売る方法はどれがいい?仲介・買取・土地売却の違い

「家を売る」とひと口に言っても、その方法はひとつではありません。

不動産会社に買い手を探してもらう「仲介」。
不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」。
建物を解体して「土地として売る」という選択肢もあります。

それぞれに良い面とそうでない面があり、どの方法が合っているかは、お一人おひとりの事情によって異なります。
この記事では、代表的な3つの売却方法について、違いをわかりやすく整理しました。「自分にはどの方法が向いているんだろう?」という疑問に、ここで答えを見つけていただければと思います。

家を売る、3つの方法

家の売却方法は、大きく分けて次の3つがあります。

仲介売却不動産買取土地として売却
概要不動産会社が買い手を探す不動産会社が直接購入建物を解体し更地で売る
売却価格相場に近い相場の6〜8割程度土地の評価による
売却期間3〜6か月最短1〜2週間解体期間+売却期間
仲介手数料かかるかからない(買取の場合)ケースによる
向いている人時間に余裕があり高く売りたい早く確実に売りたい築古で建物に価値がない場合

この表だけで判断するのは難しいと思いますので、それぞれの方法を、もう少し丁寧に見ていきましょう。

仲介売却 ── いちばんオーソドックスな方法

仲介売却とは、不動産会社に依頼して、一般の購入希望者を探してもらう方法です。家の売却としてはもっとも一般的で、多くの方がこの方法を選びます。

メリット

  • 相場に近い価格で売れる可能性が高い。市場に広く情報を公開し、複数の購入希望者の中から条件の良い方を選べる
  • 不動産ポータルサイトへの掲載、チラシ配布、内覧対応など、販売活動を不動産会社が行ってくれる
  • 購入希望者との価格交渉も、不動産会社が間に入ってくれるので安心感がある

デメリット

  • 売れるまでに時間がかかる。一般的に3〜6か月、物件によってはそれ以上
  • 仲介手数料がかかる(売却価格 × 3% + 6万円 + 消費税)
  • 内覧の対応が必要。住みながら売る場合は、生活の中で見学者を迎えることになる
  • いつ売れるかが読めない。確実性という点では、買取に劣る

「できるだけ高く売りたい」「時間に余裕がある」という方には、仲介売却が適しています。

不動産買取 ── 早さと確実性を求めるなら

不動産買取とは、不動産会社が直接あなたの家を買い取る方法です。一般の購入希望者を探す必要がないため、圧倒的にスピーディーです。

メリット

  • 売却までの期間が短い。最短1〜2週間で現金化できることも
  • 購入希望者を探す必要がないため、内覧対応が不要
  • 仲介ではないため、仲介手数料がかからない(不動産会社が買主の場合)
  • 契約不適合責任が免除されるケースが多い。売却後のトラブルリスクが低い
  • 周囲に知られずに売却できる(広告を出さないため)

デメリット

  • 売却価格は相場の6〜8割程度になることが多い。不動産会社は買い取った後にリフォームや再販を行うため、その分のコストとリスクが価格に反映される
  • すべての物件が買取の対象になるわけではない

「とにかく早く売りたい」「確実に現金化したい」「内覧対応ができない事情がある」「近所に知られたくない」——そんな方には、買取が適しています。

当社の買取について

当社は、ハウスメーカーや不動産会社への用地販売を主軸としている会社です。買い取った土地や物件を「プロの買い手」に直接販売できるルートを持っているため、一般的な買取よりも柔軟な対応が可能です。

「仲介で出してみたけれどなかなか売れない」「事情があって早く手放したい」といった場合も、一度ご相談ください。

土地として売る ── 建物に価値がないとき

築年数がかなり経った家の場合、建物としての価値はほとんどなく、「土地」として売ったほうが買い手がつきやすいということがあります。

この場合、古い建物を解体して更地にしてから売り出すか、「古家付き土地」として建物が残った状態で売り出すか、の選択になります。

更地にして売るメリット

  • 買い手にとって、すぐに新築や開発に取りかかれるため、購入のハードルが下がる
  • 土地の形状や広さがわかりやすく、印象が良い

更地にして売るデメリット

  • 解体費用がかかる(木造で100〜200万円、構造や広さによってはそれ以上)
  • 更地にすると、翌年から固定資産税の「住宅用地の特例」が適用されなくなり、税額が上がる可能性がある
  • 解体したからといって、必ず早く売れるとは限らない

古家付き土地として売るメリット

  • 解体費用が不要
  • 住宅用地の特例を維持できる
  • 買い手が「リノベーションして使いたい」と考えるケースもある

古家付き土地として売るデメリット

  • 買い手が限定される(解体費用を負担してでもその土地がほしい人に限られる)
  • 見た目の印象が良くない場合がある

どちらが有利かは、立地条件や土地の広さ、周辺の需要によって異なります。一概には言えないからこそ、建物と土地の両方を正しく評価できる会社に相談することが大切です。

当社建物を壊すかどうか、迷ったら

当社はグループ会社で解体工事にも対応しています。「壊したほうがいいのか、残したほうがいいのか」という判断も含めて、解体費用の見積もりからご相談いただけます。

また、用地仕入れのプロとして、その土地が宅地分譲用地としてどのくらいの価値を持つかを見極めることができます。「建物は古いけれど、土地としてのポテンシャルは高い」——そんなケースも少なくありません。

自分に合った方法を選ぶために

3つの方法をご紹介しましたが、「結局どれがいいの?」と迷われるかもしれません。

そこで、簡単な判断の目安をまとめました。

仲介売却が向いている方

  • できるだけ高い金額で売りたい
  • 売却まで3〜6か月の余裕がある
  • 内覧対応ができる

不動産買取が向いている方

  • とにかく早く売りたい(転勤、離婚、相続税の期限など)
  • 確実に売れる安心感がほしい
  • 内覧対応が難しい、または周囲に知られたくない

土地として売却が向いている方

  • 建物が古く、リフォームしても買い手がつきにくい
  • 立地が良く、土地としての需要が高い
  • 解体費用を負担する余裕がある(または買主に負担してもらう前提で)

もちろん、最初から一つに決める必要はありません。「まずは仲介で出してみて、一定期間売れなければ買取に切り替える」という買取保証のような方法もあります。

大切なのは、自分の状況に合った選択肢を知っておくこと。そして、複数の方法を提案できる不動産会社と組むことです。

■ まとめ ── 選択肢を知ることが、納得のいく売却につながる

  1. 仲介売却 ── 高く売りたいなら。時間はかかるが、市場での適正価格を狙える
  2. 不動産買取 ── 早く、確実に売りたいなら。スピードと安心感が魅力
  3. 土地として売却 ── 建物に価値がない場合に。更地にするか古家付きかも検討ポイント

どの方法を選ぶかは、売却の理由、時間的な余裕、物件の状態によって変わります。「自分にはどれが合っているか」がわからないときは、まずは不動産会社に相談して、複数の選択肢を提示してもらうのがいちばん確実です。

次の記事では、家を売るときにかかる費用と税金について詳しく解説します。「結局、手元にいくら残るの?」という疑問に、具体的な数字でお答えしていきます。

📖 費用・税金の詳細 →「家を売るときの費用・税金を解説」

お問い合わせ

CONTACT

仲介・買取・土地売却、すべてに対応できる会社です。

当社は、仲介売却のお手伝いはもちろん、当社による直接買取、古家の解体・更地化まで、グループ一貫で対応しています。さらに、ハウスメーカーや不動産会社への用地販売ネットワークを持っているため、一般の市場に出すだけでは見つからない買い手にもアプローチできます。

「どの方法がいいか、一緒に考えてほしい」——そんなご相談を、お待ちしています。

お電話

04-2902-6524

営業時間:10:00~18:00

お問い合わせフォーム